源平それぞれに明日の運命を賭けた寿永2年。--ひとくちに源氏といっても、頼朝は義仲を敵視しているから、三つ巴の抗争というべきであろう。最初の勝機は義仲がつかんだ。史上名高い火牛の計で、4万の平家を走らせた倶利伽羅(くりから)峠。勝ちに乗じた義仲は、一気に都駈けあがる。京洛の巷(ちまた)は阿鼻叫喚。平家は都落ちという最悪の事態を迎えるが、一門の心は決して1つではない。
火牛の計で平家の大軍を走らせた倶利伽羅峠。勝ちに乗じた義仲は平家を追って、一気に都へ駈けあがる。京洛の巷は阿鼻叫喚。平家は一門都落ちという最悪の事態を迎えた。しかし、一門の心と心は同じではない。
■くりからの巻
揺れ山吹
質 子
御車返し
龍 爪
仙 童
虹に染まる手
耳遠き武者
燧合戦
にらみあい
美しき奴隷
倶利伽羅迷路
火 牛
半弓禍
将軍と長き黒髪
軍 婢
若やぎの壺
安宅・篠原
実盛最期
入洛布石
閨房陣
堂上堂下
痴夫と剛妻
かれの国造り
前夜相
■一門都落ちの巻
おん母建礼門院
主上都落ち
古巣焼き
維盛都落ち
読み人知らず
「青山」別離
池殿引返し
歯がゆいお人
赤とんぼ
墓前管絃講
政変後白河記
義仲入洛
公卿座の眼
やどり木
万戸の戦き
肉 縄
朝日将軍
冬 姫
猫間の中納言
御 鞭
二人の小天子


他のユーザのコメント