地球上の生物は必ず細胞をもち、そこにはDNAがあり、人間も例外ではない。すべての生物のゲノムには、生命の起源からの歴史が書き込まれている。生物は皆仲間であり、人間も生きものの一つなのだ。しかし、生命の時代とも言われる二十一世紀、生命科学研究が飛躍的に進展する中で、果たして科学技術文明は正しい方向に向かっているだろうか?もう一度、日常の感覚、生きもの本来の感覚から、「生きているとはどういうことか」を、捉え直す時期に来ているのではないだろうか。「生きる」「変わる」「重ねる」「考える」「耐える」「愛づる」「語る」という七つの動詞をキーワードに、生命を基本とする知の可能性をさぐる。
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