人類の文化遺産

商品について 戸田奈津子さんの邦訳の字幕スーパーです。英語の字幕スーパーは無いです。映画評論家の方や、翻訳家の方の解説のような小冊子も付いています。 作品について 素晴らしいの言葉しかありません。 思想、宗教、文化、階級、加えて国家間の対立というあらゆる対立構造のなかで、命をかけるほどの価値観を超えて、人と人が惹かれあう姿(と、そのための葛藤。なんせ命をかけるほどの自分の価値観と対立する相手だから)が描かれています。 観終わったあとは、胸を締め付けられるようなせつなさと、不思議な爽快感があります。 この作品は、一度観ただけでは、理解できないという意見もネット上では見かけて、公開当時も評価が面白い、面白くないと分かれたそうです。見る側に解釈をゆだねている部分もあるので、観る人の知性、教養、人間に対する理解の度合い、その人の考え方や死生観、それまでの経験、願望などを反映して、こうも評価が分かれる作品に仕上がるのですね。そこがまた、面白いです。自分を映し出す鏡のようです。 一度みて理解できなかったという人も、人間としての成熟度が増すにつれて新たな感動や発見があると思うので、ぜひ生涯にわたって何度か楽しんでいただきたい作品です。