翻訳と編集に携わられたamirisuさんのブログによると、たくさんのマリアンネさんの作品の中から厳選したものを、日本人向けに色やフィットを調整した作品、とのこと。 たしかに言われてみれば、特に色使いが、北欧らしさよりも日本っぽさが勝っている気がします。 またシルエットも、海外デザイナーのニット作品というとボディラインを強調したデザインが多いイメージがあるのですが、本書の作品は、襟ぐりの開きも小さなものが多く、フラットボディの日本人が着こなし易い形が多いように思います。 ■ デンマークの暮しから生まれた日本人の為のニット、と言えるでしょう。 ■ 編み方の説明は、海外式の文章がメインで、日本式の編み図も添えてある形です。 私は日本式の編み図で躓きまくっている初心者なので(偶数段で裏表逆に読まないといけないとか、記号の省略が「□=|」だったり「□=ー」だったりで統一されていなかったり)この形はすごく分かりやすく感じます。全てのニット本がこの形だったらいいのに。 ちなみに本書の編み図は上述のような省略はせず、ちゃんと「|」も「ー」も両方入っています。 ■ そして、海外パターンでは当たり前らしいのですが、作品にサイズ展開があります。(マフラー類は除く) また、袖丈や着丈を自分好みに調整しやすいパターンになっていて、七分袖は苦手だから手首まで延ばそうとか、ボレロ丈はコーディネートが難しいから2模様分延ばそうかな等と考え始めると、挑戦したい作品がどんどん増えていきます。 ■ 『編む過程を楽しむことを忘れずに。長年にわたって愛用することのできる作品を仕上げるよろこびを、ぜひ味わってください。 マリアンネ・イサガー』(扉ページより抜粋引用) ■ いまの私にとって宝物のような一冊です。