世界には隠さなければならない秘密がある。

シオが司書となるきっかけを作ったセドナさんが世界を滅ぼす「魔王」に、主人公のシオ=フミスが世界を護る「英雄」になる、というラストシーンは衝撃的です。 しかし、第4巻には、他にも抑えておきたい伏線が張られています。 まず、シオの同期の司書見習いとして、「図書館の大魔術師」の架空の原作者であるソフィ=シュイムさんが登場しています。(添付画像)。 そして、シオが幼少期に、セドナさんから渡された「世界を滅ぼす力がある本」の内容とは・・・ 【※ 以下はネタバレを含みます。】 かつて、世界を救ったとされる7人の魔術師は英雄として、各部族を治める族長となっています。 しかし、実際には、世界のために厄災(ニガヨモギの使者)と立ち向かった英雄は、死亡したホピ族の魔術師 1人だけであり、他の6人の魔術師たちは、戦いから逃げてきたという「史実」です。(添付画像)。 この伏線は、ホピ族を虐殺しても良い、という「黒の書」と関わる伏線なのだと思います。 故に、7人の魔術師の1人である図書館総代コマコ=カウリケは、ホピ族の英雄の像が破壊されそうになった時、「この像だけは」と、ホピ族の英雄の像を特別扱いしていたのでしょう。