7篇の物語で構成されていますが「かざぐるま」が一番印象的でした。ある男性が、小柄な同級生が背の高い友人達に囲まれている様子を見てイジメだと勘違い(実際には普通に話しているだけだった)すること数度、挙句の果てにその友人達に暴力をふるって警察沙汰になり、結果的に家裁調査官・かのんの出番となる。暴力をふるった男性は、自分が「正義のヒーロー」になるために小柄な同級生を利用したのでしょうね。小柄な子にしてみれば、何もしないでいてくれた方がよっぽど親切だった、みたいな。他の物語もみな、面白かったです。