1963年に雑誌に連載された、新聞社を舞台とする物語。ヒロインである新入女性社員の事務上のミスが、日頃から評判の悪い直属の管理職達の左遷の口実として利用されたり、彼女を「手持ちの駒」にしたい男性役員に声をかけられ昼食をともにすると(単に食事をしただけなのに)男女の仲だと噂されたり・・・。事務上のミスは勿論その女性の落ち度ではありますが、そういった「完璧ではない彼女」の言動が、彼女自身の想像も及ばないような目的のために「勝手に」利用されてしまうのは理不尽だし、気持ち悪いですよね。女性の方が利用されやすい傾向にあるのは、今も同じかもしれません。