過去をよく調べ上げて書いたものだと称賛するが、WASPアメリカ人の非道さの根拠をキリスト教をもつ白人の優越感が底にあると改めて考えを深くした。かのリンカーンが、黒人を北軍の兵にするために奴隷から解放した。彼は先住インディアンを人とみなさず、黒人からなる騎兵隊を組織し、虐殺に手を染めた。セオドア ルーズベルトも先住民を人とはみなさなかった。熊ではなくインディアンを標的に狩りをしたかった心根をもっていた。果たしてアメリカは今もって法治国家と言えるのだろうか。著作にある時代も今とさほど変わらない法がアメリカでは整備されていたはずだ。しかし無法国家であった姿が描かれ、それは連綿と今に至っている。トランプの登場は、いかに知的能力が低い多くの国民がアメリカという国を形どっているのかという証拠とはならないか。警察も裁判所も陪審員も有色人にとっては法的保護にはならない。
今の昔もだ。日本人も黄色い猿、それも眼鏡をかけた猿。アメリカの白人はそう見ているのだろう。
新型コロナがアメリカで広がった時、黒人がアジア系、というより中国系黄色人に対して暴行を加えたが、多くは事件として警察が扱わなかった。アメリカの腐った心根をこの作品に見て、日本人たる己に安堵を覚えたものだ。
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