「工夫された付録が魅力!」

事実経過のチェックだけなら、例えば宮崎正弘著『やはり、ドルは暴落する!日本と世界はこうなる』(ワック)の方が優れていると思った。 しかしこの本の魅力は大きな歴史の流れの中で、リーマンショック以来の“恐慌”を解説しているところだ。 二つの付録はとてもユニーク。 特に巻頭の、「世界大恐慌のカラクリ」は、折込式のフローチャート図になっていて、眺めているだけで、複雑な経済状況が一目で分かり、便利。 本全体にも、この手の解説図(統計グラフではない)をもっと入れて欲しかった。