ユゴーの心のうちに分け入ってみよう

ユゴーが「レ・ミゼラブル」を執筆しようとしたわけは、何が物語の構成に影響を与えたのか、物語以外の「哲学」部分が膨らまされているのはなぜ…、そしてユゴーの思想の変遷等々、作品の周辺に目を向けると物語が一層面白くなる。また「レ・ミゼラブル」が政治小説の側面として高いポテンシャルを秘めていることも興味深い。まるでユゴーの心のうちに分け入っていくようだ。 「レ・ミゼラブル」(完訳版)を通読してから本書を読みました。しばらく「レ・ミゼラブル」から離れられません。