すれ違う銀子と八一。新章突入

5巻で伏線回収も終わり、一旦区切りがついたこのシリーズ。 新たなステージへ突入。 師匠としての風格も出て棋士として新たなステージに上がった八一。 将棋星人としての新たな才能を開花させ、更なる(ロリコン)の高みへと苦悶を続けます。 二人の弟子へ愛情を注ぎつつ、女流棋士への独り立ちへと導き苦労を重ねてゆきます。 ヤンデレキャラが色濃くなり、下ネタへ暴走しつつあるメインヒロイン雛鶴あいは母と結託し「旅館雛鶴」の入り婿確保の為既成事実を作ろうと画策中。 どんどん発想が女流棋士からラノベ系残念ヒロインになりつつあるあいに若干の不安を感じますね。 二番弟子の夜叉神天衣は安定のツンロり毒舌キャラ健在。 多分この作者天衣が一番お気に入りじゃないかな?! 出番が少ないわりにキャラも立っていて、さり気無く八一に一番愛されているような気がしますね。 元々利口でしっかり者の優しい娘が、八一に導かれ周りの人達に対する壁を一つ一つ取り除かれてトップ女流棋士になりそうな予感。 もしかするとマイナビ女子オープンで決勝まで進み、女王戦で銀子に初黒星をつけるかも? 更に更に新キャラも続々登場!! 小ボス・中ボス・ラスボスと思しきキャラクターや新師匠的キャラになりそうなお●●ぽおぉぉぉぉーーーー先生。 そういえば一年前のさがら総×白鳥士郎対談でも言及されていたけれど,当時三段リーグだったあの棋士が椚君のモデルでしょね。 そしてシリアスバージョンのメインヒロインは女流棋士を目指す桂香からプロを目指す銀子へ。 4・5巻で結ばれるかと思いきや、決定的なすれ違い展開になる八一と銀子。 八一との才能の差を痛感し焦りと焦燥でのたうつ銀子は、読んでいて痛々しい。 そろそろ絶望のあまり八一の言葉も届かなくなりそうな、これからも次々に打ちのめされて潰されてゆく予感が怖くなります。 何かこのまま八一への愛のあまりに闇落ちしそうなそんなヒロイン像が浮かんできます。 まずは第二部への導入章という感じで、7巻目が待たれる一冊でした。