海難事故、入水自殺、人命救助、そして2011年3月11日東日本大震災ーー宮城県仙台の海底に潜り続け、いくつもの「魂」を引き上げてきたプロの潜水士・吉田浩文。凄腕のダイバーとして地元自治体からの信頼も厚く、長年にわたって遺体引き上げ・捜索、救助活動に携わってきた男が目にしたものとは? 生と死、出会いと別れ、破壊と再生ーー「現場」に立ち会った者のみが知る様々な人間模様と苦闘を描くドキュメント。
プロローグ
第1章 呼吸する者、しない者
第2章 遺体に育てられた男
第3章 蜘蛛の糸
第4章 波打ち際の夏
第5章 破滅の午後
第6章 暗い運河の水底へ
第7章 群青色の境界
エピローグ
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