泣くための本だと思っています

レッスン、というタイトルですが、具体的な実践方法などはそれほど多くは書かれていません。内容としては、わりとありきたりなこと(「家事は後回しで良いから休める時間を作って」とかそういうニュアンス)がほとんどです。でも、表現が非常に優しくて穏やかで、読んでいると時間がゆったり流れていくような気がします。イントロの文章を読み始めただけで涙がポロポロこぼれてきました。元気な時や気分的にアガっている時だったら「ああ良くあるパターンのカウンセリングっぽい文章だよね」などと斜に構えてとらえたりもしがちな文章ですが、今、気持ちに余裕が無い中で少しの暇を見つけてこの本を読んでいると、心のスキマに何かがしっかり入ってきて知らないうちに涙が出てきました。よく考えてみれば、こうやって涙を流せることが大事なのかもしれません。本当ならママ友とかに洗いざらい聞いてもらってガッツリ泣いたりするのが心の解放には良いのだろうけど、そんなママ友も近くにいない私にとっては、この本を読みながら泣くことで少し気持ちがオープンに出来たのではないかと思います。それが出来たことが、この本を購入して良かったことだと思います。この本の紹介文を読んだりしている人は私と同じように、育児のしんどさに直面している人なのだろうと思います。そういう方に、少しの合間を見つけて泣いてみてもらえたらいいのではないでしょうか。内容的には本屋さんでの立ち読みでも十分ですが、立ち読みしている時には泣けませんから…。あと、イラストがとても癒されます。一番のお勧めは表紙をめくった所にある「疲れているお母さんを慰める子供ちゃん」のイラストです。これを見るだけでも買った価値があったなあ。