人柄の滲み出る暖かい文章

カラスの教科書を読んでいる途中でその面白さからこの本を注文しました。この本では様々な生き物達との関わりが書かれていて松原氏ならではの愛ある眼差しやとてもユーモアのある文章で楽しませていただきました。私はとにかく虫は苦手なのです。だから以前は食べ終えたプリンの容器などは洗って各部屋に配置し、虫がいたらまずそれをカパッと被せて身の安全を確保します。それから広告などを容器の下からスススッと差し込み巾着のように絞り虫を捕獲します。そしてこれをまたビニール袋にいれて口を玉結びにして捨てていました。ところが私は愛猫のためにアニマルコミュニケーションを習ったことにより苦手には違い無いのですが殺処分することに罪悪感がわくようになり今は広告で巾着にするまでは同じなのですがその後は外に逃すようになりました。私は家の前はゴルフ場近くに雑木林があるところに住んでいます。そのため結構動物と遭遇することがあります。まず生後1ヶ月位の子ダヌキを見かけて追いかけた時にはコンクリートとフェンスの隙間をすごい必死にお尻プリプリして潜り込み逃げて行った姿はとてもかわいかったです。別の日には雨上がりの芝生の上を猫位の大きさの子ダヌキがピョンピョン跳ねていました。極めつけは歩道を自転車で走行中に大狸とフツーにすれ違いました。私が子供の頃には狸なんていなかったのにな。同様にフクロウもいませんでしたが最近はホーホー鳴いています。何の意識もせず好んでもいないのに意外に暮らしの中に生き物達はいました。なので松原氏のように生き物達を意識して好んでいる方からしたらこの世界はワクワクワンダーランドになると思います。この本はたいして生き物達に興味の無い私が読んでも面白く読めるのは松原氏の魅力的な人柄溢れる文章のなせる技だと思います。どなたか松原氏を観察して本を書いて欲しいくらいです。今後の松原氏のご活躍をお祈り申し上げると共にまた面白い本を書いて頂きたいと願っています。どうもありがとうございました。