感情を文に表そうとするのは簡単なようで結構悩むものである。単純に、好きや、哀しいだけなら、類語辞典でも用は足りるだろうが、生きた用例を参考にすれば、もっと自分の気持ちを表現できるはずである。 感情表現文の類語辞典といえる本書は、ある程度漠然とした感情があって、それを表すことばをさがす時は、目次の感情別語句編から選んで例文を探す。 また、自分の気持ちを表す言葉は見つかったが、それを文章中にうまく使いこなせないときは、巻末の五十音順の索引から引いていって、文例が掲載されている表現編で、言い回しを求めていく。というように使いやすく構成されている。 読むだけで感情豊になる内容で”脳みそに手術を受けたように驚く”なんて表現もあり、本当に脳みそが驚いた。