読んでて、ものすごい違和感を感じました。まず、母親が怒るのは何かしらの心理的に問題があるという前提で書かれています。アダルトチルドレンや虐待、毒親に育てられたなど幼児の時の心理的トラウマがらあるから子供に怒ってしまうという内容です。私は親から愛されて育てられましたし、何なら子供の頃は生きてるだけで幸せで楽しい毎日でした。私は現在、母親に一方的にかかる育児の負担が自分のキャパシティを超え、限界を感じていて、イライラしてしまうという自覚があります。そこに子供の頃のトラウマは全く関係ありません。子供の要望にできるだけ答え、合わせて、否定せず、危険なことやルールに反すること以外は思いっきり子供の満足のいくような形で生活をさせています。ただそれは母親だけがその負担を負うのには限界を超えているのです。それでもなお、イライラせず過ごせる方法はないか、どうにかこの気持ちをやり過ごす方法はないかと思い、この本を手に取ったのですが、本の内容は母親に心理的問題があり自分自身を見つめ直す必要があるという、全く腑に落ちない中身でした。自分の限界を超えて子どもに合わせて生活しているのに、そのイライラは自分の中に問題があると??筆者は本当に育児に向き合った事ありますか?24時間、365日、睡眠もままならず、自分の時間もとれない状況になったことありますか?限界の状況になった時の人の心理がわかりませんか?
この間、3歳までのやる事は全部正解とNHKで児童心理学の医者が言っていました。確かに、どんなに注意の仕方を変えても、笑いながら、繰り返しやり続けるのでまだ善悪や衛生観念もないのなんだろうと、注意だけにしてやっていましたが、限界です。
世のお母さん方、子育ての理想論、未だに母親だけに負担を背負わされていますよね。無理しないでと言われても、自分と同じレベルに祖父母も夫もやってくれませんよね。自分の時間を取るべきと言われても、1日、2日で復活するものではないですよね。一番大変な部分を一人で背負わされ、美味しい部分を持ってかれて、偉そうに諭されたりして、やってられませんよね。ここまでで同感してくれる方、この本には見出せませんが、その気持ち、同じ状況になった人は心からわかっています。あなたの気持ちと同じです。この本を読んで、これ以上自分を責めて、追い込まれるお母さんがいませんように切に願っています。
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