すごい本だなと思いました。「生きる」ということが、今までとは全く違う感じで響いてきました。「生きる」をこのような角度から考えたことはなく、また、そのような、真に意味のある、真に自分を克服して高めていく生き方は、何か心が惹かれるものを感じました。自分が今までの人生の中で目指してきたことは、独自の目標で、それなりの努力をして自分の人生を歩んでいると思っていましたが、結局、他の人たちも同じようなことを求めていて(仕事の成功、生活の豊かさ等)、最後は「真実」をわからないままに、死んでいく、というのは、虚しいと思いました。 定められた運命の中で、日常の葛藤をいかに昇華するか、「どれだけの犠牲を払えるかが問われる」、という言葉は、主張が多く「犠牲」など考えない自分にとって、痛いところを突かれたドキッとするものでした。 森上逍遥氏が語る鋭い言葉は、「本物の自分」にたどり着きたい、真の意味で自分を高めたい、と思う人には特に、指針、励まし、勇気、となるのではないかと思いました。