今回も期待を裏切らず
しばらく在庫がなかったので第一巻から少し間が空いてしまいました。
今回の話は、大学のサークルを入り口としたマルチ商法への勧誘がメインで春にちょうど良い内容です。
意識調査名目のアンケートでハードルを下げ、世間話に終始し、しばらくは本質を明かさない。仮にマルチ商法と気づいても、逆に認めたうえでリスク対策が取られていて、昔とは違う事を主張し安心させる。
第一巻ではアンカリング効果、異時点間の選択、ヒューリスティック等を取り上げてましたが、今回も課金ゲームから抜け出せない理由の説明にもつながるサンクコスト効果など、行動経済学、心理学等々を巧みに利用した実例をテーマにしているので興味深く読むことができます。
何事にも通じる話ではありますが、目標は高すぎず低すぎず程よさ、つまり意欲を削がれず、程々に達成感が得られる難易度にすることにより定着を図る。
いずれにしても悪用するのか、有効利用するのかは使う人次第だが、種々メカニズムを理解することは、今後何かと役に立つのではないかと思います。
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