雨に濡れた犬になった話

文学的でありながら簡潔で読みやすい。字も大きめ。ラジオなどで話されているエピソードよりだいぶ深く、痛みを伴った懺悔録。読者の心にもムクとかすみちゃんへの切ない想いがしばらく残りそうです。 バカにされても、忍び寄られても、土足で踏み込まれても、すべてを受け入れてしまう。弱さを通り越して、底知れぬ包容力をも感じてしまいます。 謎めいた愛されキャラがどのように形成されたのか、生き永らえてきたのか、哀愁はどこからやって来るのか、ジワジワ伝わってきます。あと、徳光和夫さんてとてもいい人なんだなぁ。