最終回のあとの物語

2016年にジャンプでの40年の連載を終えたこち亀ですが、その後毎年1回ずつジャンプで読み切りが掲載されていました。それらをまとめた本です。コミックスに入りきらなかったこち亀原画展のイベント時のみ掲載された両さんがいなくなった後の読み切りは、実際のわちゃわちゃしたお祭りのような最終回とは違い、しんみりとして正に真の最終回と呼んでいいと感じたほどよくできています。 ジャンプからいなくなった後の後輩へ向けた温かいメッセージ性を含んだ物語や、コロナ禍で誰もが不安に苛まれた時代に若者へ向けた物語もあり、作者の作風の幅広さに驚かされました。