迷いのないしっかりとした線で描かれた、写真のような臨場感のある美しい絵です。一瞬の表情やポーズ、仕草がため息が出るほど美麗です。 逃れられない重い運命を生まれながらに背負わされた高貴で薄幸の美青年。それを命がけで救おうとする荒くれ者。読者としとは、幸せになって欲しい、と願わずにはいられない設定が、百日の薔薇と似ているかもしれません。この巻で完結とのことですが、幸せになったその後、も少しは見たかった気がします。 時代背景や登場人物の関係が少し難しいですが、主な2人に注目して読んでいるだけでも楽しめます。