前巻からの苦味は今巻でも変わらず。みんな辛いだろうなーと思いつつ、記憶がなくなることの絶望が一番辛そうに思え、でもその辛かった記憶もなくなるのよね、と混乱もしました。 お話の主軸ではないけど、自分のやったことを携帯にメモを取ったり諦めたり、クリーニングのタグが変わってて対応が難しかったり、宅配とかも記憶がなくなるから街の様子が変わると覚えられないからできないかとなったり、その辺りの描写がすごい現実感があってゾッとしました。この先、お父さんが亡くなった時が一番の困難となる。お店を運営は過去経験からどうにかなっても、経営は難しいだろうから。 それでも生きていく彼に幸あれ。