死者がゼロの奇跡の海戦記

海防艦というマイナー艦種の太平洋戦争末期の知られざる奮闘を描いています。1944年末という敗北へ転がり落ちていく状況ながら太平洋各地を日本各地を転戦しつつ終戦時にも存在した稀有な船の話です。著者は機関科の水兵だったので、全体的な状況を踏まえての話はありませんが、末期の海防艦の乗組員の生活が分かる貴重な本です。最後には弾すら欠乏していて満足に対空戦すら帝国海軍は出来なくなっていたと初めて知りました。