分かってた──という展開でも、こう来たかと、唸らせられる良い落とし方だと思いました。 王道を外さず、でも王道的な描き方をしない──というのは、思えば本作の特徴かもしれません。 ふつうは切り捨ててしまうピースを、あえて描く、描き切る力量が素晴らしいと思います。