全て実話。六本木という激戦区で、裏社会の後ろ盾なく夜の世界でのし上がれた男がいたことにまず驚く。冒頭から映画のような展開でぐいぐい引き込まれ、島耕作で有名な弘兼憲史が、彼のために書き下ろす気になったのもわかる気がする。主人公の二つ目の夢、ワインショップの方をめっちゃ愛用していたので、そのオーナーにこんな物語があったとわかり、品揃えのオリジナリティにも合点がいった。だからリーズナブルなワインが多いんだな。