中途半端な本

抜粋された名言に解説が添えられているといっても、そのほとんどは言葉にこめられている作者(あるいはぼのぼのなどのキャラ)の心境や背景には殆ど触れられていません。書かれていることと言えばどれも名言前後の "あらすじ" でしかないので、原作まんがを持っていて話を覚えている者にしてみれば何のありがたみもありません。 下巻の哲学者による解説は(単に私が馬鹿なだけなのでしょうけど)結局何を言わんとしているのか理解できませんでした。谷川俊太郎氏によるピーナツ(スヌーピー漫画)の解説の方が数倍掘り下げ方が豊かで分析にも説得力がありましたので、そういうのを期待していたんですけど……。 唯一、絵コンテのページは面白かったかな。