これ1冊では心もとないですが。

ここ最近ではエンディングノートや終の棲家、はたまた生前贈与の話題など、生きているうちから自分の死のことを肯定的に考える流れがある程度自然に受け入れられつつあるような気がしますが、いくら元気な方とはいえ、ご両親が70歳以上になられている方々は、この類の書は早めに読んでおいた方がいいでしょう。 特に、70歳を超えられていて、持病があったり、親戚兄弟が多いご自宅はなおさらです。 死は急に到来するものですが、いざそうなった場合、仮に自分が社労士・行政書士・FPなどの有資格者でさえも、面倒な手続きや事前に動いていれば○○○万円失うことはなかったのにといった事例に出くわすことも珍しくはないかと思います。 この書は、ご存命の両親の資産、特に通帳・年金・保険などについて知っておくべきこと諸々と、話を切り出しやすいようなTIPSについても書かれていますから、実際に上記の話題等、少々生々しい会話をどう切り出していいかと迷われている方々にもわかりやすく書かれているかと思います。 ただ、★を満点にしなかったのは、この手の書はごまんとあり、人によってはより自分に合った1冊を中古などでより格安に購入できる可能性がある点。 また、どちらかというと、漫画の内容と文章の難度が一般の方々からすればかけ離れている気もしましたのでマイナス1としました。 尚、新発見はあるかもしれませんが、実際にFP・社労士・行政書士などの有資格者の方々には、コンテンツとしては容易すぎてあまり役に立たない感じです。