同時に販売された民主主義の危機と同様に「群衆として群れることで粗暴になる」というオルテガ・イ・ガセットの『大衆の反逆』、そしてエマニュエル・ドットの言説と共に斬り込んで行く。『西洋の敗北』日本語版が出版される前にもかかわらず、ドットさんの言う西洋の混迷を明示しているのも興味深い。近年の佐藤優さんの著書でも力作と思います。