漢検が趣味ならお薦めかも・・
古代の文字はすべて神聖文字であった。
つまり神々や精霊と交信するものとして使用するものが限られていた。
人と人とのコミュニケーションのためのものではなかった。
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古代文字としての漢字は、もとより象形の方法から出発している。
また、単なる伝達方法として絵画による方法が試みられるが、その地域
からは文字は成立しなかった。
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文字の成立には、絵画とそれと異なる意思が必要という。
たとえば「魚」を「漁」という動詞にするために、水や網をあらわしたり
して手を加えなければならない。その意志はある創造者によって啓示され
るがために神話的伝承を伴うこともあった。
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漢字を知るために中国の歴史や民族性、甲骨文字にまで遡って研究された
著者白川静博士の漢字の世界観がわかる本です。その範囲は、漢字の起源
から説文、神話、畏怖なるものへの恐れや原始宗教にまで及びます。
結構難しいので興味がなければ全く面白くないかもしれません。
しかし、いろいろな文字の挿絵もあり楽しめて面白いです。
漢検が趣味な方にはお薦めな書物かもしれません。
[注文番号] 213310-20140327-0849778135
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