有益なワイン本

もう少し突っ込んだ内容だともう少しためになったかもしれない、という本。例えば「格付けチェックが当たらなワケ」というくだりで価格のことを書いていたが、3万円の高級ワインと3000円のワインをブラインドでどちらが高いかを当てさせる番組について触れていて、3000円ワインも十分に美味しいと解説されていたが、「なぜ当たらない?」については曖昧。ビンテージワインを底の広いデキャンターで提供する愚、抜栓からの時間経過、提供温度(少量のワインをでかいグラスに入れるときのワイングラスの温度を含む)など突っ込みどころ満載のテーマなのに物足りない説明。 従来のワイン本とは一線を画す分かりやすい内容かつ有益な情報もある。そうそうと思うところとう~んと首をひねるところ半々で、その意味でもトータルで有益な(稀有な)ワイン本。