貨幣に関する書籍をいろいろ読んできたが、公共貨幣という言葉は初耳で 本書を手にした。本書では、いわゆる1990年の平成不況から、今日にいたる日本の「失われた30年」は主流派経済学の処方箋を素直に実施した結果であり、低賃金の非正規労働者を増やし、1000兆円を超える借金地獄をつくったのは、現在の貨幣システムの欠陥にあるとする。そのため、新な貨幣システム「公共貨幣」を提唱することで、新しい未来が開けるとしていて、興味深く感じられた。