わかりやすい文章とキレイな写真
関東の大きな神社を紹介しているガイド本かと思っていたのですが、大変失礼!とても奥の深い本でした。東京は日本で最大の気が集中するエリアで、国家的機能が東京に集中しているのは偶然ではない、という冒頭の文章から、神社というスポット的な見方から、
日本、関東エリア、土地の気といったところにまで、視野を広げてくれました。
難しそうにも思えますが、わかりやすい文章で、驚くようなエピソードを語られる宮司さんのお話や、御神宝なども紹介され、一気に読めてしまう本です。なにより写真がキレイで、次はどんな写真が出てくるんだろう、とグラビアをめくっていくような楽しさも味わえました。
最近話題になっている、世界文化遺産に認定されそうな富士山のダイナミックな写真が掲載されている頁を開いたときには、その神々しさに目を細めてしまいました。富士山の山頂は富士山本宮浅間大社の境内地なのだそうで、本の中で、「山頂は、誰の土地でもなく、神様からお預かりしている神聖な土地なのです。」と書かれている部分が印象的でした。
この地に住まわせていただいていることに感謝、大切にしなければならないものを教えてもらったような気がします。関東に住んでいる、住んでいない、に関わらず、日本人だったら読んでもらいたい、と思った一冊でした。
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