本書の宣伝文には、日本と同じくクルマ社会で、郊外には巨大なショッピングモールがあるのに、なぜフランスの地方都市の中心市街地は活気に溢れ、魅力的なのかを探るとしている。具体的には、「駐車場と化した広場」から「歩いて楽しいまちなか」への変化の背景にあって、歩行者優先の交通政策、中心市街地と郊外を共存させる商業政策、スプロールを防ぐ都市政策など、各種の政策を読み解いている。フランスも完全にシャッター通りがないとまでは言えないだろうが、努力をしている現状は、日本での施策の参考になろう。