エゴサーチしてないで早く最終巻出しなさい

今巻も最高、手放しで称賛を送りたいが、友崎のように思ったことをそのまま書かせてもらう。まず、水沢が都合のいい奴すぎる。友崎が彼にどれだけ助けられているか。もはや親友と言っても過言ではないと感じた。中村は空気だし、友崎の成長が原因不明の力に後押しされているように感じた。キャラが空気なのは生じてしまう問題だし、期待が膨らんでいるが故に違和感を抱いた弱キャラ読者くんを許して欲しい。 努力をしているのがバレバレな友崎、陰で努力をしている水沢、日南を含めたリア充メンバー、竹井も努力をしていると信じたい。 努力を隠せるようになれば友崎も強キャラになれるかも? 努力を裏切るのは自分自身、とでもいいそうな日南さんの生き方だが、彼女も当然失敗しているし、余裕を見せている水沢だって失敗している。そのことを忘れそうになるほど完成されている。だから格好いい。 万人受けするのは簡単じゃないが、不可能ではない。 無理だろ、とやる前から諦めるから不可能。ただ報われるまでの長い戦いに身を投じるのは簡単じゃない。そして本当に不可能なことも存在している。人生は作れるが思い通りに作れるかは自分次第という条件付きだ。その人生というゲームを難しいと感じるか簡単と感じるか。ルールがない代わりに完全攻略本もない。自分の攻略本のページを埋めていくしかない。 友崎のように他の人の力も借りてページを埋めていけば難易度は下がる。色々なことを教えてくれたり、再認識させてくれると感じているこの作品、人生、人の想い、努力、弱キャラ、答えがないテーマを扱っているのもあり、読者によって捉え方が違うのは当然だが、いずれ友崎が答えを出す。努力する人間は嫌いじゃない。むしろ努力をしている人間が報われないのは嫌だ。だから友崎がプレイしているゲームにご都合主義などと野暮ったいことを言いたくない。彼の努力をこれまで見てきた。彼が頑張ったからこそここまで辿り着けた。もちろん彼だけの力ではないが、彼自身も自分を過小評価し続けている。自分の立場を見極めるのは必要だが、自分を過小評価することで何をすること、考えることから逃げるのは良くない。良くなりたいなら逃げるな。どうしても辛いなら逃げろ。コントローラーを手放すな、リセットできないのだから、レーシングゲームに例えるのがしっくりくる。正しい努力はショートカット、レビューもショートカット。