1000年の歴史をもつ日本固有種のワイン用ブドウ「甲州」。今では、エレガントかつピュアな味わいが愛されていますが、糖度が上がりづらく、「ワインには不向き」とされてきました。父はブドウ栽培まで立ち返り、娘は海外で学んだ新たな栽培法や醸造法にトライするも、なかなか成果は上がりませんでした。ところが、父にとっては40年弱、娘にとっては7年の歳月を経て、ついに奇跡は起こります。変異した房があらわれ、このブドウを含めて醸造したワインは、世界最高峰のワインコンクール、で日本初の金賞を受賞。これは、苦難と焦燥、ときに喜びを分かち合う、ものづくりと家族の物語です。
他のユーザのコメント