離弁花植物1(ヤマモモ科~バラ科)を扱った書籍です。現在の多くの図鑑は新エングラー分類体系に基づき種の配列を行なう場合が多いのですが、ストロビロイド説を支持したクロンキスト体系(原始的な被子植物から種々の植物群が進化したという仮説に基づき種の配列を行なう)や最近では、DNA解析(よりミクロなゲノム「遺伝子」の解析)によるAPG植物分類体系が主流に成りつつ有ります。しかし専門書でない書籍なので、種の配列がどうのこうのと言う訳では有りません。野外ハンドブックとしては少々ページが多く重いのが難点、でもそんな事は忘れさせてくれる様な写真の見事さ、特徴を良く捉え、説明も簡便で適切他種との比較や区別点を写真により、より分かりやすく解説した入門者向けの図鑑です。このシリーズは数あるハンドブックの中で最良の本である事に間違いは有りません。