「一億総活躍社会」は政権の人気取り政策ではないかと考える人々も多いかもしれないが、人口減対応・人材強化が日本経済の次なる成長にとって欠かせない条件だ。だが、アベノミクス第2ステージには旧目標と新目標が入り乱れ、混沌の様相を呈している。こうした状況を脱するには「一億総活躍社会」を目指して新3本の矢を束ねる横軸が必要だ。それは「ひと」にまつわる改革。眠れる人材を覚醒させる、教育を含む広い意味での人材改革と働き方改革だ。
本書は、働き方改革の根本は多様な働き方の実現ととらえ、そのためにどのような改革が必要か、どのような社会が生まれるのかを明らかにするもの。
序 章 人材覚醒ーーアベノミクス第三ステージからの出発
第1章 問題の根源ーー無限定正社員システム
第2章 人材が覚醒する雇用システム
第3章 女性の活躍を阻む2つの壁
第4章 聖域なき労働時間改革ーー健康確保と働き方の柔軟化の両立
第5章 格差固定打破ーー多様な雇用形態と均衡処遇の実現
第6章 「入口」と「出口」の整備ーーよりよいマッチングを実現する
第7章 性格スキルの向上ーー職業人生成功の決め手
第8章 働き方の革新を生み出す公的インフラの整備
終 章 2050年働き方未来図ーー新たな機械化・人工知能の衝撃を超えて


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