今までにこんな悲しく重い話が無かったので、方針転換にすこし吃驚した巻。直接的に殺すだの殺しただのという表現がマイルドで、姫が死んでも簡単に蘇生されていたためか、人間の蘇生法が確立されていなかった頃の先々代の魔王・ヤハンと人間の少女・ルネの悲劇が逆に際立つ。ただ、姫が中心となって色々起きた結果、死後の二人が幸せそうにしているのを見ると、微笑ましいのも事実。ただ、人間と魔族との戦いの原因ともなった出来事を隠蔽した魔族がどうなっているのかが明らかになっていないため、この先またシリアスな展開は避けられない気がする。