供血猫の話はごく僅か

タイトルにも書籍の紹介文にも“供血猫”とあるが、供血猫としての話は全体の3分の1も無い。読み進めていたら、あっという間に供血猫の仕事を引退して、余生を飼い主さんと過ごす話。ばた子ちゃんに似てるという理由で引き取った他の猫の話にも数ページ使っている。小学中級からとなっているが、1年生でも習う全ての漢字にフリガナがふってあるし、写真だらけ。飼い主さんが、ばた子ちゃんを大切にしてきたのは分かるし、命の尊さも伝わってくるが、ばた子ちゃんに供血猫の仕事が無ければ、ペットとの出会いから別れを書いただけ。タイトルに『いのちをすくう“供血猫”』という文言が無ければ購入しなかった。逆にこの文言に惹かれて購入したのに、その内容が少な過ぎて裏切られた感じ。