たくさんの人が手にとるべき本。

子どもが産まれてもうすぐ1年半。初めての育児に一生懸命なあまり、2人だった頃とはまるでちがう夫婦の空気感になり、手にとった本。 これは、たくさんの人が読んだほうがいいと思う。夫も読んでいる。 妊娠、出産、産後の、女性と男性それぞれの想いや陥る感情、状態、それを認め合い、ゆるし合う心。その心がないと、夫婦ってうまくやっていけないんだと、自分を、夫婦を見つめ直す手助けをしてくれるような本だった。 ひとつだけ言いたいのは、オキシトシンが授乳中に出ることを書いてある部分の、「授乳でゆっくりした時間をすごしている時にオキシトシンが出る」といった表現。これは誤解を呼ぶと思う。 授乳した人ならわかるはず。授乳を、ゆっくりした時間をすごしてると感じられるのは、産後何ヶ月も経って、授乳のベテランになってから。 初めは、赤ちゃんと共に泣きながら、出ない、痛いと、本当に泣きながら。新生児のうちは、ほぼ不眠不休で、ものすごい寝不足の中で、赤ちゃんを落とさないように、朦朧としながら必死で夜中も明け方も関係なく授乳する。 これを知らない男性陣に、授乳ってゆっくりしてるんだろ?なんて思われたら、たまったもんじゃない。 その表現以外、女性にも男性にも、手にとって読んでもらいたい本。とっくに子育てが終わっている夫婦にも、学びがあると思う。夫や、妻を、いたわりたくなると思う。