介護保険20年の歩みは切り下げの連続だった。利用者負担が引き上げられる一方で、介護報酬は低く抑制され、財源不足を理由に新たな改変が検討されている。このままでは、制度はあっても使えない状況になりかねない。介護保険の後退を許さず、誰にとっても使いやすいものにするために、ケアの専門家たちが訴える。
はじめに………上野千鶴子
第1部 介護保険が危ない!
1 「介護の社会化」はどこへ行ったのか………袖井孝子
2 「机上の介護」に怒りを!………小竹雅子
3 大切なのは生活へのサポート………藤原るか
4 要介護1・2は軽度ではない………山木きょう子
5 これ以上利用者負担を増やしてはいけない………服部万里子
6 訪問介護の人材難は制度改定が原因である………辻本きく夫
7 国にないのはお金ではなく理念………惣万佳代子
8 消費税増税分はどこへ?………野入美津恵
9 居場所と味方と誇り………大熊由紀子
10 若者たち、外国人たちのためにも、介護保険の後退は許されない………中村弥生・西村さとみ
11 介護保険は国民の生活を守る大切な財産………沖藤典子
12 人々の幸せのためにお金を使ってほしい………中野一司
13 生活援助が介護の基本………櫻庭葉子
14 いま訴えたいこと………石毛エイ子
15 介護保険を萎縮させてはいけない………由利佳代
16 若者も男性も怒っている!………梶谷健太郎
17 介護保険なしでは暮らしていけない………長尾和宏
18 家族にとっての介護保険………勝田登志子
19 介護保険をもっと使いやすく、シンプルなものに………柳本文貴
20 誰もが安心して暮らせる社会を………中澤まゆみ
21 介護保険を立て直すために………小島美里
[会場発言] 介護保険ーー私はこう考える
第2部 介護保険 翻弄され続けた二〇年………服部万里子
おわりに………樋口恵子
巻末資料1 介護保険略年表 (服部万里子)
巻末資料2 院内集会声明文


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