よくできている入門書だと思います

1 巻末には本書で出てくる単語がほぼすべて掲載されていて、しかも単語の変化形も含めて全てに発音記号がついている。カタカナで読み方は書いていないので、ある程度発音記号に慣れていないと苦労するかもしれない。 2 すでに持っている北欧語の本とは大きく違った発音記号を採用しているように思う。詳しく発音を表示しているように思えるが、IPAとは少し異なるように思う。よいかどうかは別として、ノートに発音記号を書く際は、自分用に書きやすい発音記号に置き換えて書いている。置き換え方さえ決めておけば混乱しない。 3 スウェーデン語の発音やアクセントは日本人にとってなじみにくい部分もあり、これらが最初にまとまっていると、発音だけで時間がかかり苦労してしまう。本書は、特殊な発音やアクセントが、「Lektion」が進んでから少しずつ出てくるので、最初のプレッシャーが少ない。 4 付録のCD(MP3)には日本語がまったく録音されていないが、逆によく聞き取ろうとして集中できる。 5 各「Lektion」の中に、ときおり発音練習も含めて豊富な単語が出てくる。これらを巻末の単語集で確認しながらノートに書いているが、単語数が豊富なので、名詞や動詞の変化形などが繰り返し学習になり覚えやすい。 6 少ない単語数と学習事項で短時間に学ぼうとする方には向かない。私は過去にスウェーデン語も含めて北欧語を少しかじっていたのと、英語・ドイツ語との比較により、学習しやすい入門書に感じている。じっくり学習する向けである。