語彙や文法など基礎力がついてから
英文解釈のための教材で、第I部「文構造の把握」、第II部「文脈の把握」の二部構成になっています。第I部の内容に対応する教材は、旺文社の入門英文問題精講または入門英語長文問題精講や、日栄社の頻出英文解釈などのように、色々とあります。これらは基本的にすべての英文に対して、SVOCの要素分解がしてあるので、文構造を取る練習には適切です。
これらの教材との違いは、第II部「文脈の把握」まで紙面を割いていることです。文構造を把握して1つの英文の意味を正確に読み取ることはとても大切ですが、実際は、読解にまで高める必要があります。読解の能力はまた別なので、他の教材が必要になりますが、こちらではそこまでカバーできるので、かなりおトクです。
ただし、演習の英文として「国公立・私立の入試レベルの英文を扱っていること」と、文構造についての解説が「すべての英文に対して行われていないこと」の2点に注意する必要があります。この2点から、ある程度、語彙力や文法力の基礎が固まってからでないと、この書籍を使いこなす前に挫折するおそれがあります。解説のない英文の構造が分からないと困るという人は、上記した教材の方が良いかもしれません。
高2くらいから、英文量の少ない第I部だけを何周か反復し、そのあとに長文を扱っている第II部に取り掛かった方が挫折しにくいでしょう。内容的には何ら問題ないので、何度も反復することをオススメします。
そのあとは旺文社の問題精講シリーズ(入門除く)や河合塾のやっておきたい英語長文シリーズなどに取り掛かっても挫折しにくいでしょう。
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