500以上にのぼる「稲川怪談」の中から選りすぐりの40作品を定本としてまとめたものが本書です。
座長、ずんじ、稲川先生・・・ファンの間で様々な愛称で呼ばれる稲川淳二さん。関西テレビ系列の「稲川淳二の怪談グランプリ」で多くの怪談師たちを世に送りだし、若手怪談師たちから「巨匠」「レジェンド」と慕われています。
開拓者として怪談ブームの礎を作り、いまや「伝統芸能」とも呼ばれる「稲川怪談」。もとは自身の体験談から始まり、業界人の不思議な話、土地にまつわる噂……と、時代とともに変化し、半世紀を経て、完成度の高い傑作怪談へと発展していきました。
怪談家・稲川淳二が人生をかけて50年にわたり、収集・研究・創作し、語ってきた「稲川怪談」集大成です。
●はじめに
●第一章 怖い記憶 おじさんと見た白尾/虫の知らせ/長田君の話/弁天岩の死体/ばかばかしい話/真夜中のエレベーター/三月の工房/宿坊/宝物殿/首吊りの因縁
●第二章 怖い噂 リヤカー/血を吐く面/迎えにきたマネージャー/ロケバス/憑いてるタクシー/銀星号/スーパーの調理場/クラス会/探しもの/長い死体
●第三章 怖い場所 東北の山林の邸/奥秩父の吊り橋/立川の踏切/吹上トンネル/新島の海軍基地/川崎の消防署/小淵沢のT字路/樹海/犬鳴峠/沖縄の廃屋
●第四章 怖い噺 赤いはんてん/ゆきちゃん/暗闇の病院/夢の中の踏切に立つ女/ミシン/深夜の訪問者/遅れてきたふたり/身代わり人形/赤いぽっくり/緑の館
●おわりに


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