時間との付き合い方

修道院の時間の流れ方は、ゆったりしているだろうなぁと、先入観を持って読んだ。一度読んで、著者がヨガや老荘思想を引用するので?がついた。しかし、2度目読んでみて、これは読み直してよかったと思った。 著者の視点は、カトリックからかなり離れた時間がある人の現代カトリックへの見方で、それは、大多数のヨーロッパ人に共通すると思う。そして、ホッとする時間を望むのは、世界中の人間の共通する課題だ。 その一つの答えが、毎日がきちんと決まった生活という堅苦しさに見える中の、「余計なことを考える必要のない自由」なのだと感じる。修道院の生活をまねするのは意味がないし、不可能だが、日々の生活を規則正しいものにすることの大事さを再認識した。 あわただしい生活に疑問を感じている人におすすめ。