あまりに壮絶で、なぜこんなにも個人を否定する「宗教」が政界にまで浸透しているのか、本当に疑問に思いますし、この本で語られていることはすべて、個人の体験談として非常に貴重です。筆舌に尽くしがたい思いをされた著者の冠木さんは、勇気を振り絞って語ってくださったのだと思います。これからは、ひたすら、幸せになってほしいです。文章は「です・ます」調で落ち着いたトーンで、とても読みやすいです。読みやすいだけに、語られていることの凄惨さが胸にせまります。