好きなヒトは、好き

改めて観ると間延びする部分があったりと、決して大笑いする程では ないのですが、当時の世俗、倫理感、宗教的なバックボーンの中、これを作った ギャグ集団がいたという事実を楽しむといった感じでしょうか…。 道徳的な、宗教的なタブーをあっさり、さらりと無死してやってしまう、 「きわどい心地よさ」が彼らの真骨頂なのです。 よく「インテリ好み」と称されるのも、わかる気がします。 勘違いや奇人によって、個人が、又は周囲がかき乱されるという展開は、 今は監督のテリー・ギリアムの一連の作品にも見られるエッセンスです。 投石のシーン、罪人選別のシーンなど、これらのシュールさが壷に入れば 全て良しです。宗教的な深さがもっと実感できたら、きっとすごい(ヒドイ)事、 やってるんだろうな(もっと笑えるのかな)と思ったりします。