●心理療法家がとくに多く出会う症状のうち代表的な症状のいくつかについて、どのようにしてそれらの症状が生まれるのか、そのメカニズムを精神分析的見地から解き明かし,それによって、心理療法家が来談者の苦しみをよりよく了解し、さらにはその苦しみをできるだけ本人の身になって想像しやすくなることを目指す。
●この本は、対話による心理療法をおこなう専門家と、それを本格的に目指す方がたのために書かれた本です。そして本書の目的は、心理療法家がとくに多く出会う症状のうち代表的な症状のいくつかについて、どのようにしてそれらの症状が生まれるのか、そのメカニズムを精神分析的見地から解き明かすことです。それによって、あなたが来談者の苦しみをよりよく了解でき、さらには来談者の苦しみをできるだけ彼・彼女の身になって、ありありと想像しやすくなることを願っています。(「序章」より)
●目次
序章 本書の目的と構成──共感するために必要な、了解することについて
第一部 私たちの心のなりたち
第一章 自己実現を求める衝動
第二章 無条件の愛を求める衝動
第三章 傷つきたくない、変化は怖すぎるから変わりたくない、と求める衝動
第四章 自分を表現したい、と求める衝動
第二部 心理療法の基本
第五章 傾聴を主とする心理療法について
第三部 症状発生のメカニズム
第六章 理論について
第七章 激しい孤独感
◇心理療法のポイント
第八章 自分が何をしたいのかが分からない、生きている実感がない
◇心理療法のポイント
第九章 劣等感と自己無価値感、自己嫌悪感(およびリストカット)
◇心理療法のポイント
第十章 完璧症
◇心理療法のポイント
第十一章 対人恐怖・視線恐怖
(および引きこもり、不登校、出社恐怖)
◇心理療法のポイント
第十二章 強迫性障害(およびパニック障害)
◇心理療法のポイント
第十三章 うつ症状と、双極性障害(躁うつ病)
第十四章 症状が生まれるメカニズムのおさらい、そして、症状について考えるさいに大切なこと
補足 心理療法の実践力をつけるために効果的な、四つのトレーニング
さらに深く学ぶために──おすすめの本
謝辞
引用文献


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