秋の到来は目に見えない風の変化から始まる。風の音を秋の声に見立て、肌に感じる涼しさを新涼という季語に磨きあげた先人たち。野分過ぎの空は高く澄み、鰯雲が一団となって過ぎてゆく。
深秋、灯火親しむころには、もののあわれがしみじみと感じられる。月光、虫の音、木犀の香、人恋しさーー情趣と寂寥感から多くの名句が生まれた。
例句を大幅に見直し解説に「作句のポイント」を追加。定評のある角川歳時記、改訂第五版!
序
凡例
時候
秋
初秋
文月
八月
立秋
残暑
秋めく
新涼
処暑
二百十日
など
秋の行事
秋の忌日
さらに深めたい俳句表現〈忌ことば篇〉
読めますか 秋の季語
索引
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