現存する戦国大名毛利家に関する膨大な文書から、元就・隆元・輝元の妻たちに光を当て、夫婦関係や子どもへの細やかな愛情表現を明らかにする。時には夫の指示を受け、時には相談して子どもの養育に当たった妻たちは、家臣への心配りや、婚家との架け橋となるなどの役割も果たしていた。書状から見えてくる毛利家内の人間関係を探り、家族観に迫る。
書状から読み解く毛利家の家庭事情ープロローグ/毛利元就と妻室(元就の正室〈妙玖の出自/元就の三子教訓状/毛利・吉川・小早川三家の団結/妙玖の家中における役割/家存続のための運命共同体/亡き母は子どもたちの象徴的存在/父と母、それぞれの役割〉以下細目略/元就の継室たち)/毛利元就の最後の継室(継室 小幡氏/元就との交流/毛利家内での役割)/毛利隆元の正室 尾崎局(嫡男輝元の教育/隆元卒去後の尾崎局)/毛利輝元と妻室(正室 宍戸氏と嫡男秀就生母 二之丸/輝元の思い)/「内をは母親を以ておさめ」の意味するものーエピローグ


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